当院ではアレルギー専門医による診療を行っております。

このような症状でお悩みではありませんか?
「年中、鼻をすすっている」
「皮膚をかゆがっている」
「アレルギーが気になって、離乳食に何を食べさせたらよいか迷っている」
「特定の食べ物で湿疹や咳が出たり、吐いたりする」
「夜中や明け方にゼーゼーして眠れないことが多い」

当院では通常の内服治療やスキンケアだけでなく、体質改善が期待できる舌下免疫療法(ダニ、スギ)、食物負荷試験まで幅広くアレルギー治療に対応しています。
アレルギーは全身性の疾患で、様々なアレルギー症状には関連があります。
これらの症状を総合的に診る、食事や環境を整えることでお子さんが快適に過ごすお手伝いをしていきたいと思います。

主なアレルギー疾患やその対応

アレルギー性鼻炎(ダニ・ハウスダスト・花粉症など)
アレルギー性鼻炎(ダニ・ハウスダスト・花粉症など)

長引く咳や鼻水・・・ ただの風邪でこんなに長引くの?と心配ではありませんか?
アレルギー性鼻炎には、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、鼻や目の痒み等の症状があり、また鼻血の原因になることもあります。 採血でアレルギーの有無を確認することができます。
内服薬、点鼻薬、点眼薬、舌下免疫療法 などで治療を行えます。

舌下免疫療法とは
アレルギーを起こさないように体質を変える唯一の根本的治療法になります。毎日錠剤を舌の下で溶かします。
早ければ開始後約6ヵ月で効果が出始め、毎日の舌下錠内服を 3 ~ 4 年継続すると、8割の方が 5 ~ 6 年症状がない状態になります。
※採血をしてアレルギーの有無、種類を確認後治療に入ります。

【 種類 】
ミティキュア(ダニ舌下)
通年性のことが多いため舌下療法がおすすめです。

シダキュア(スギ舌下)
症状の出現が花粉症の時期(数カ月)のため、アレルギー薬の内服で治療をするか舌下をするかは個人の考えによります。
ミティキュア治療をする方は、同時に治療できるためおすすめです。



食物アレルギー
食物アレルギー

原因となる食べ物によって、蕁麻疹、咳、鼻水、おなかの痛み、下痢、嘔吐など様々なアレルギー症状が起こります。
食物アレルギーと聞くと、食べてはいけないと考えがちですが、必ずしもそうではないこともあります。
当院では、アレルギーが疑われる食物を実際に食べて症状を観察し、“食べられる範囲”を確認する食物経口負荷試験を行っています。

食物経口負荷試験とは
食物経口負荷試験とは、アレルギー症状を起こす、または起こすかもしれない食べ物を病院で医師の管理のもとに「食べてみる」検査のことです。
食物アレルギーがあるかどうか分からない時に、本当にアレルギーなのかを診断することが第一の目的とされています。
すでに食物アレルギーがあるとわかっていても、安全に食べられる量を決めるためにも行うことができます。
まずは、食物アレルギーに関することでお悩みのことがあればお気軽にご相談下さい。< 詳しくはこちらから >



アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎

赤ちゃんの肌荒れで「アレルギーマーチ」という言葉があるのをご存じですか?
赤ちゃんの頃の肌荒れを放置すると成長に従って食物アレルギー・喘息・花粉症などに繋がっていくことがあります。
「アレルギーマーチ」の進行を抑えたり予防したりするのに重要なのは、アレルギーの症状になるべく早く気づき、 治療と管理で症状のコントロールを行うことです。
当院では、症状に適したスキンケアの指導・注射治療薬のデュピクセント内服治療薬のリンヴォックを保険適応で導入しています。 内服薬や注射薬で効果を得られればステロイドを塗布せずかゆみのない生活を送れるようになります。

デュピクセントとは
アトピー性皮膚炎によく効く新しい注射薬です。今まで軟膏の治療で十分に効果の得られなかった生後6ヶ月以上の方に使用できます。
当院での対象(投与できる方)
今までの治療で十分な効果が得られず、「6歳以上」かつ「生ワクチン接種予定のない方」
※生ワクチンとは MRワクチン/おたふくワクチン(任意)

リンヴォックとは
アトピー性皮膚炎に効果のある内服薬です。12歳以上の方に使用できます。
開始には事前検査として採血が必要となります。




喘息
喘息

ダニ・ほこり、感染などが原因で咳嗽が起き、慢性的に気管支に炎症を引き起こしている病気です。
咳、ゼイゼイ、息苦しいなどの症状があります。
内服、吸入治療で気管支喘息のコントロールを行います。




< アレルギーQ&A >

Q.きょうだいに食物アレルギーがあるため下の子のアレルギーが心配です。
A.ご家族にアレルギー疾患をもつ人がいるということはリスクにはなりますが、環境的な要因も関係しているためそれだけでは下のお子さんのもアレルギーがあるかは判断できません。
食べ物の摂取状況や肌トラブルなど、気になる症状について一度ご相談ください。


アレルギーが心配で離乳食を開始するのが不安です。また、どのように食べさせたらよいですか。
A.離乳食の開始時期を遅らせてもアレルギー発症の予防効果はありません。食物アレルギーの有無に関わらず通常通り5~6カ月を目安にすすめていきましょう。
食物アレルギーの頻度が少ないもの(米、野菜、肉類、魚、卵は固ゆで卵黄など)から開始し、初めての食材は1日1回、少量から食べさせるようにしましょう。
食べると毎回口の周りが赤くなる、蕁麻疹が出たなどといったような症状があれば、ご相談下さい。
食べさせ方に不安がある方は当院での指導も行っています。
また、食物経口負荷試験をご検討の方も一度ご相談下さい。【 食物経口負荷試験とは 】


Q.アレルギーの原因になるものは完全に除去した方がいいのですか?
A.原因となる食べ物でも、症状が出ない“食べられる範囲”での摂取がよいとされています。
その長所としては、
① 食べることができるメニューが増える
② 食べ物への耐性ができるので、多量に食べたとしても症状が軽くなる可能性がある


Q.入園するにあたってアレルギー検査はしてもらえますか。
A.まずは、どういった状況でどのような症状が出るのかお聞きしたいと思います。
医師による診察の結果、アレルギー検査が必要であると判断された場合血液検査を行うこともできます。


Q.舌下免疫療法とはどんな治療法ですか。費用はどれくらいですか。
A.治療方法については舌下免疫療法の項目をご覧ください。【 舌下免疫療法とは 】
福岡市ではこども医療で高校生世代までは月に500円です。それ以上の年齢の方は保険適応での金額になります。
※「高校生世代まで」…18歳の誕生日前日以後の最初の3月31日まで( 学生でない人も対象になります)


Q.ステロイドの軟膏は長期間使用して大丈夫ですか?
A.塗り薬で適切な使い方をすれば、副作用が問題になることはまずありません。
ステロイドの塗り薬にも種類があり、皮膚状態にあった段階の薬を使用します。ステロイドの塗り薬を塗って、よくなったように見えても皮膚の深いところでは炎症が残っていることがあります。
自己判断で中止せず、薬をやめるタイミングは医師と相談するようにしましょう。


やまさき小児科の特徴
 

ご家族の訴えにしっかりと耳を傾けること

ご家族が具体的に「何」にお困りなのか?不安なことは「何」なのか?
ご家族の訴えは多種多様ですが、なかなかご自分で「こんなことに困っている」、「こういうことが不安だ」、ということを細かく説明できる方は多くありません。

私たちの方から色々な質問をして、病気の診断・治療に役立つ情報をご家族からお聞きします。 時にはご家族のことやお仕事の内容などをお聞きしますが、治療に必要なことだと思いますので、可能な範囲でお答えいただきたいと思います。

そして、その悩みに対し、病気についてわかりやすくご家族の目線で説明を行っていきます。

病院は行きたくない場所、辛い治療を受ける場所。ではなく、ご自宅で過ごしているような居心地のいい、くつろげる空間を提供できるよう努めます。

上手に病気に取り組みましょう。

院長挨拶

はじめまして。
『 やまさき小児科 』院長の山﨑 靖人(やまさき やすひと)と申します。
皆様のかかりつけとしてお役に立てるよう努力して参りますのでどうぞ宜しくお願い致します。

【 院長プロフィール 】
2児のパパ。
趣味は野球、サッカー、サイクリング、スノーボード、温泉、釣り、ラーメンの食べ歩きにジーンズ収集。
阪神ファンを自称するが、最近長男の影響でホークスに染まりつつある。

「理想のイクメンは、ママのして欲しいことをさりげなくできるパパ」が自論。


資格 日本専門医機構認定小児科専門医、日本腎臓学会腎臓専門医
略歴 2003  福岡大学医学部卒業 同大学病院小児科入局
2009-2010  あいち小児保険医療総合センターに勤務
 腎疾患の臨床・研究に取り組み、腎臓専門医の資格を取得
2011-2019  福岡大学病院、福岡大学筑紫病院、福岡大学西新病院に勤務
 助教として病棟医長や小児科長等を歴任
2019-11月  やまさき小児科を開院


アレルギー専門医 : 岩田 実穂子

【 岩田先生プロフィール 】
1児のママ。
夫は元保育士で、今はきこり、生粋の関西人、納豆きらい。
趣味は読書、院長に言わせると活字中毒、、。海が好き。
【 ご挨拶 】
東京生まれ、栃木育ち、アメリカの高校卒業後、長野の大学医学部へ。
初期研修は兵庫県の淡路島で、小児科研修は横浜で、子育ては沖縄で、そしてアレルギーの研修は福岡でと、色々な都市や場所をわたってきました。 福岡はとても住みやすいところで気に入っております。
共働きが多くなって、働くお母さんが増えている昨今、お母さん方が、仕事も育児も楽しく人生が充実できるよう、サポートできるような医療を目指したいです。



資格 日本専門医機構認定小児科専門医
日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
略歴 1993-1999  信州大学医学部
2000-2002  兵庫県立淡路病院全科研修
2002-2004  神奈川県立こども病院小児科研修
2004-2013  大阪や沖縄で小児科の非常勤、常勤勤務
2013-2021  国立病院機構福岡病院小児科


やまさき小児科は 小児科専門医と腎臓専門医を持つ院長とアレルギー専門医を持つ岩田医師の2人の医師がいるため、様々な疾患に対応できます。
ご家族やお子さんが当院にお越し下さり、「やまさき小児科に来てよかったな」と笑顔で言っていただけるよう、 そして、地域のお子さんの健康のお悩みや日常生活にお役に立つことができ、ご家族やお子さんの人生を少しでも豊かにするお手伝いが出来たらと思います。


受付時間
8:30 ~ 12:20
14:30 ~ 15:00
(検診・予防接種優先)
15:00 ~ 18:20

休診日:△第一水曜午後・土曜午後・日曜・祝日

※最新の休診日は、こちらからご確認ください。


  ・午前健診時間帯:火・水・木・金 11:00~11:30

           土 9:00~11:30

  ・予防接種は前日の12時までにご予約ください。



診療 一般診察、腎臓の診療、アレルギー、
予防接種、インフルエンザ予防接種、
健康診断まで幅広く対応
院長 山﨑 靖人(やまさき やすひと)
住所 〒811-1101
福岡県福岡市早良区重留7丁目18-2

電話番号 092-872-8030
診療 一般診察、腎臓の診療、
アレルギー、予防接種、
インフルエンザ予防接種、
健康診断まで幅広く対応
院長 山﨑 靖人(やまさき やすひと)
住所 〒811-1101
福岡県福岡市早良区重留7丁目18-2

電話番号 092-872-8030